昭和なイメージを払拭し、ハワイアンコテージのような家、
耐震性、断熱性能を向上させて、快適に暮らせる家にリノベーションしたい。

改修前は共用廊下に４畳半一間の部屋の並ぶ昭和な佇まいの建物でした。今回のリノベーションでは１階にお店を３店舗分確保し、２階は個々の賃貸スペースを集約して一世帯用の住まいに整理しました。築45年経ていたので、耐震補強はもちろんのこと、雨漏れ等修繕、暑さ寒さを凌ぐ断熱性能も向上させました。

耐震改修はバランスよく建物全体で実施し、断熱改修はゾーンを分けを行うことで、居住部分を平成25年省エネ基準をクリアさせ、限りある予算を有効に振り分けました。間口が一間半、桁行方向がが九間と細長い建物だったため、廊下を設けずにワンルームにキッチン、食堂+居間、寝室を連続させ、広がりを確保しました。

住居部分の内装は白を基調とし、壁に淡いブルーをアクセントに入れ、海辺のコテージ風のイメージとしました。オーナーのキルトや小物が栄えています。

築45年、店舗併用住宅、ハワイ、小屋組ペンキ塗、断熱のゾーニング、耐震補強、リノベーション