1970年生まれ 日野市立大坂上中学校卒業 東京都立日野台高校卒業 宇都宮大学大学院修了 (株)フケタ設計、鈴木喜一建築計画工房を経て 2001年にTownFactoryを設立、現在に至る。 2016年首都大学東京非常勤講師
エネルギー消費量が少なく、性能の高い住宅づくりが一般的になってきました。性能は住まいの重要な項目の一つですが、残念ながら「高性能」=「長寿命」という訳ではありません。定期的なメンテナンスが建物を長持ちさせる鍵となります。個人所有の建物では何かとメンテナンスを怠ってしまいがちですが、タウンファクトリーではその方向付けをお手伝いします。「愛着の湧く家」、「修繕したくなる家」を提案し、竣工後にはメンテナンスのための費用を試算することで、住まい手と建物のいい関係を多角的にデザインします。
「持続可能な家づくり」を応援します「持続的可能な開発」が家づくりのキイワードにも入ってきました。「住み心地のよい、長寿命住宅」にはメンテナスが重要なことは、上記でもお伝えした通りですが、そのためには住まいを建てた施工業者が存続していることが前提になります。木造の家づくりは、地域に密着する部分が多いので、大企業によるグローバル展開とは違うパラダイムシフトが望まれます。それはよりローカルな範囲で、家造りに関わる人々の連携を再構築する方向になると思われます。過不足のない性能を設定し、地域に根ざした家造りの良さを見直していく視点が大切と考えています。「持続可能な家造り」の第一歩は建て主からスタートします。タウンファクトリーは「持続可能な家造り」を応援します。
どんなに仲の良い友達や家族でも、毎日一緒にいれば、少し離れたいと思うものです。人との距離を上手く取れる家は心地良いものです。家作りの過程でも、家族と意見がぶつかることもあるでしょう。それは、自分たちの暮らしを真剣に考えているからだと思います。どうぞ、はじめは取り留めがなくても、色々とお話しください。そして、あなたの「ふつうの暮らし」を楽しむ家を手に入れてください。クライアントが笑顔で過ごせるように、図面や模型を見た時に、ふっと笑顔になれるまで、検討していきます。
一級建築士事務所COCOON設計室2009年から旧農林省蚕糸試験場日野桑園第一蚕室(通称:桑ハウス、国登録有形文化財)の魅力を伝える活動を仲田の森遺産発見プロジェクトで実施してきました。プロジェクトの有志で旧第一蚕室(桑ハウス)の保存・修復・活用にむけて、実務として取り組むために、2016年に一級建築士事務所COCOON(コクーン)設計室をたちあげました。建物調査、保存活用計画の策定、設計・監理、ブランディング計画を通して、歴史的建造物を応援します。タウンファクトリーとは協力事務所として業務協力します。→COCOON(コクーン)の実績
ちくらの会建築を学ぶには、本を読んだり、図面を見たり、色々な勉強方法がありますが、何より実物を見に行くことが一番と思っています。日常に追われて、何となく見過ごしているものも、意識して見ると発見があります。建築好きの友人たちと、古き良き建築を観賞する「築楽(ちくら)の会」を開いています。小旅行のような見学会を楽しんでいます。是非ご一緒にいかがですか。
事務所の屋号「TownFactory」は、建築の専門家として「街(town)」や「物づくり(factory)」の視点を大切にしたいという想いからネーミングしました。個々の家づくりが、結果として良好な街並み、そして風景をつくっていくと考えています。