東京駅5番線、6番線ホーム
- 2014.04.18
東京駅の山の手戦が乗り入れている5番線、6番線ホームは
大正3年の開業当初の屋根を今でも見ることのできる場所で、
古レールを使ったトラス組の上には木製の屋根下地も確認できます。
御茶ノ水駅等、古レールを使ったホームはいくつか残っていますが、
ここ東京駅が他の駅と違うのは、鋳物の柱頭飾りがついていることです。
ギリシアのオーダーで言うならばコリント式の装飾が施されているのです。
たまたま乗り換えで降り立ったホームでこのような列柱を見かけると、
ちょっと嬉しい気分になりますね。
赤煉瓦の駅舎の復元の終わった東京駅では、
今年の梅雨から老朽化したホームの改修に着手するとのことです。
鋳物の柱はモニュメントとして残すことが決まっているようなので一安心でが、
大正時代の雰囲気を残す5番線、6番線ホームは見納めでしょうか。