設計実例

子どもが主人公の居場所/古民家耐震補強・修繕リフォーム

主屋:たけのこハウス 改修前
主屋:たけのこハウス 改修前
  • 主屋:たけのこハウス 改修前
  • 主屋:たけのこハウス 続き間 改修後
  • 納屋:あったか部屋 道路側 整備後
  • 納屋:あったか部屋 道路側 整備前
  • 納屋:あったか部屋 正面 改修後
  • 納屋:あったか部屋 正面 改修前

認定NPO子どもへのまなざしが運営する古民家、「たけのこハウス」と「あったか部屋」を耐震補強し、子どもが主人公の居場所を整える

■事業の概要
農村風景が残る敷地の魅力を残しながら、地震時の安全性を確保
事業計画10年とし、耐震は評点1.0を超え、過不足のない劣化修繕

■たけのこハウス:「おばーちゃんの家」として親しまれてる古民家
昔ながらの引き違い戸の玄関、中廊下、続き間、広縁のある昭和36年建築の日本家屋。瓦屋根を金属屋根に葺き替えることで、主要室の補強箇所を最小限にしました。特に床の間は普段、子どもたちが接することの少ない空間となっているので、耐震補強後も床の間を復旧し、和の室礼空間を残しました。また、土壁の建物なので、耐震補強計では土壁の持つ潜在的な粘り強さを評価し、耐力の不足分を構造用合板で補強する方法を採用しました。

■あったか部屋:子どもたちの雨天時の居場所
もともとは農家の納屋。度重なる増築で道路境界のコンクリートブロック塀まで下屋が伸びていたため、工事では下屋をコンクリーブロック塀から切り離し、納屋の豊かな下屋空間を再構築しながら耐震補強を実施しました。今まで敷地内や道路に無計画に排水されていた雨水配管を、子どもたちの活動に苦にならない経路で敷地外に排水するように整えました。

ここで過ごす子どもたちが日本家屋の良さを体感できるように、然るべき形に整えることを目標にしました。

築65年、歴史的建造物、子どもの居場所、フリースペース、土壁の耐震補強、ブロック塀の整備

内 容:
リフォーム(戸建て)  耐震補強  現況調査  助成金利用   日野市空き家地域貢献活用改修等補助金事業
場 所:
東京都日野市
構 造:
主屋:木造平家103m2、納屋:木造平家40m2
施 工:
(有)ダイシン建築企画