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建物の性能評価

  • 酒井哲の何でもノート
  • 2015.01.24
省エネ

昨年受けた省エネルギー設計技術者講習の修了証がとどきました。このような「証」が送れれて来ると、どうもその気になってしまうので危ない限りでが、講習会を受ても、省エネ基準の概要がわかるだけで、実務に使えるようになるにはやはりそれなりのハードルを超えなくてはなりません。昨日ようやく、ハードルを越えることができました。右の写真は、住宅医の検定用にまとめた住宅性判定表です。今回検定のために個々の性能を全て計算して評価し直しました。

住宅の性能評価は[劣化]、[耐震]、[省エネルギー]、[設備の更新]、[防火]、[バリアフリー]の6項目で判定しますが、その内の[耐震]、[省エネルギー]の2項目は計算による設計なので、数値をはじき出すのに時間がかかります。特に難しい数式がある訳ではないので、愚直に数式に取り組めば解は出るのですが、なかなかその気になれなくて……。[耐震]の方は東京都木造住宅耐震診断事務所に登録したことで、そのアレルギーは強制的に克服できましたが、[省エネルギー]の方は取組みがすすまず、今年の住宅医の検定の機にようやく、重い腰を上げることができました。

具体的に何が変わったかと言いますと、今までは仕様規定(地域事に決められた仕様を選ぶ)で断熱性能等を選んでいましたが、今後は計算結果に基づく性能規定で省エネルギー性を評価していきます!!